うま久_外観ジャンルを問わず、意外にいい店が点在するのが、新宿御苑駅の周辺。フレンチ、イタリアン、和食、ワインバー、居酒屋…と、けっこう落ち着ける店が多いから、たまに足を延ばしてみる甲斐はある。
ことに日本酒の店は、雰囲気の違う店が点在していて楽しい。気軽に美味しいお酒を飲みたい時なら、居酒屋「うま久」などもいいかもしれない。
店は、新宿御苑駅の3番出口を出たら、すぐ左にある「キンコーズ」の角を左折して、50mほど先の左角にある。角に入口があるぶん多少は目立つが、際立った特徴があるわけではなく、ごく普通の居酒屋にしか見えない。営んでいるのは年配のご夫婦のようだ。

入ってすぐの所にボトルキープ用の棚があり、フロア左右に4人卓が10卓ほど。左側のテーブルは普通の椅子だが、右側のテーブルはベンチシートになっている。突き当たりのカウンターにも5席があるが、ほとんど使われていないようだ。見やすいところに液晶テレビも設置されている。BGMにはジャズ、フュージョン系が流れていた。

ファイルノート型のメニューには、日本酒がラベル画像と共に列記されている。右側の冷蔵庫にも一升瓶がたくさん置かれ、左側の壁には銘柄の短冊がびっしり。その数は、北海道から佐賀県まで87種類。価格は450~750円がほとんどだ。
グラスから小皿にあふれさせて注がれるが、1杯は約160mlと1合にやや足りない。一升瓶も、できればじっくり見せてほしいところだ

銘柄の例を挙げると、久保田・千寿(630円)、神亀・純米辛口(680円)、開運・純米無濾過(680円)、醸し人九平次・純米吟醸(750円)、豊盃・純米吟醸(780円)、来福・純米吟醸(830円)、獺祭・純米大吟醸(980円)…といった感じで、最高値は久保田の萬寿(1,880円)だった。
十四代や飛露喜といったプレミアム銘柄はなかったが、風の森(780円)や惣誉(780円)といった、手頃で良質の銘柄が置いてあり、日本酒好きにはなかなか嬉しいセレクトだ。

焼酎も、芋・麦・米・黒糖・蕎麦・紫蘇・泡盛…など約40種類をラインナップしており、ほとんどが430円~580円。生ビール(380円)、角ハイボール(420円)も含め、これだけ豊富なお酒を揃えながらも敷居が低く、誰もが気軽に寄れる雰囲気の店になっている

うま久_店内料理も同様で、骨せんべい(280円)、冷やしトマト(350円)、鶏皮ポン酢(380円)、川エビ唐揚げ(380円)、モロキュー(390円)、四川ポテト(390円)、自家製くみあげ豆腐(390円)、米なす柚子みそ(390円)、だし巻き玉子(390円)、ちくわ明太揚げ(500円)…など、安いツマミが色々

ほかにも、キャベツサラダ(450円)、なすみそいため(530円)、和風オムライス(680円)、とりなんこつ味噌たたき焼(710円)、馬刺たまり正油づけ(820円)、唐あげサラダ(920円)…など、種類は限られるが、軽い物からしっかりした食事まで一通りいただける。刺身を含め、日替わりメニューが中心のようだ。

午後8時までは、枝豆、海老せんべい、鯵フライが各200円、ホッピーセットが280円になるタイムサービスを実施している。4品頼んで880円というのは、かなりのお得感ではなかろうか?

→真夜中ナビ:うま久