※I8市場は、残念ながら2013年に閉店しました。

新宿西口から山手線沿いに高田馬場方面へ向かう小滝橋通りは、かつてラーメン激戦区として注目を浴びたエリアだ。
現在もラーメン店は多いが、最近は多彩な業種で個性的な店が進出しており、以前とはまた違った活況を呈している。

I8市場_看板この小滝橋通りと、青梅街道、税務署通りに囲まれた西新宿7丁目エリアでは、これまでもすみよしゆびそ兼ネルワイン屋…といった店をご紹介して来た。そのほかにも、居酒屋「かっぺ亭」、立ち飲み処「おゝの屋」、和食「菊うら」、鮨「さがね」、ワインバー「リースリング」…など、特長ある店が点在しており、個人的に最近お気に入りのエリアだ。

そんな小滝橋通り沿いに、最近カジュアルなワインバーがオープンした。地下なので今ひとつ目立たないが、居酒屋レベルの価格でワインを楽しみたいなら、ちょっと足を延ばしてみる価値はありそうだ。店名は、「I8市場」と書いて「アイエイトマルシェ」と読む。
場所は、新宿駅の西口から右方向へまっすぐ小滝橋通りを直進し、350mほど進んだ右側の地下。ちょうど牛丼の「松屋」小滝橋通り店の向かいあたりで、1階のコーヒーショップ「アイ」の右側に階段がある。

I8市場_外観オープンは、2011年11月21日。以前は「トミーズ フライド ライス」という中華料理店だったが、すっかりリニューアルして、奥にはウォークイン型のワインセラーまでこしらえてある。
とは言え、店名に「市場」とあるように、店の雰囲気はとってもカジュアル。天井はダクトがむき出し、内装にも手作り感が漂っている。

店内は、入って左手から向かいの壁にかけてカウンターになっていて、そこに12席。フロア中央にカジュアルな4人用テーブルが3卓、2人用テーブルが4卓。右手奥は厨房を囲むカウンターで、そこにも約10席がある。
自分が入ったのは開店直後の時間だったが、スタッフは若い男女3人ほどがいた。

メニューに載っているボトルワインは、赤ワインが61種類、白ワインが54種類、スパークリングが6種類、ロゼが2種類の、計123種類
フランスとイタリアで過半数を占め、以下スペイン、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリア…と続き、ニュージーランドと日本の白ワインも1種類ずつあった。
価格は1,300円~4千円台くらいまでという安さだから、2人以上ならボトルが絶対お得だろう。
ボトルは全て値段が手書きされているので、奥のセラーで実際にボトルを見ながらワインを選んでみるのも面白い。

グラスワインは白・赤それぞれ2種類ずつ。訪れた日は、フランスのソーヴィニヨン・ブラン(580円)、アルゼンチンのシャルドネ+ヴィオニエ(680円)、イタリアのアリアーニコ(680円)、イスラエルのボルドー・ブレンド(780円)という品揃えだった。合わせて4種類というのは少々物足りないが、セレクトは悪くない

I8市場_店内肴は、スペインオムレツ(400円)、タコとアボカドのセヴィーチェ(490円)、アンチョビポテトサラダ(500円)、イベリコサラミ盛り合わせ(590円)、海老のアヒージョ(690円)、ニョッキゴルゴンゾーラ(790円)、豚のラグーパスタ(880円)、岩中豚のグリル(890円)、カルパッチョ盛り合わせ(980円)、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(1,290円)、フォアグラのソテー(1,590円)…など、イタリアンを中心にしたワイン向けメニューだ。

価格が手頃な割に、意外なほどちゃんとした料理が出て来るので、友人同士で楽しむには十分。岩手産の高級銘柄である岩中豚を使った料理は、特に人気がある
800円以上のメニューは限られるので、安く上げようと思えば居酒屋並に抑えることも可能だ。ただ、客が多いとかなり賑やかになるので、ゆっくり話したいような用途には向かないだろう。

通常でもワインは安いが、次回分のボトルを予約した場合は、更に500円引きになる特典がある。
初めての場合でも、「ホットペッパーグルメ」などにお得な情報が載っていたりするので、チェックしてから訪れるのがオススメだ。

→ホットペッパーグルメ:I8市場