座空_看板さいたま市を中心に十数店の飲食店を経営している(株)TPDは、20~30代のスタッフが中心だが、定期的に研修や勉強会を開いて、料理やサービスの向上に努めている。展開する店舗も、大宮の隠れ家「0760」など、ひとつ上を目指したチャレンジングな店が多い。

そんなTPDから独立した与野の居酒屋、「座空」の店長が小橋川崇さんだ。元は出身の沖縄でホテルマンをしていたが、飲食業で身を立てると決め、「座空」にアルバイトとして入社。しばらく働いた後、なんと店を買い取って独立したというから、すごい行動力だ。
まだ弱冠35歳で、なかなかのイケメン店長として人気がある。
座空_外観店の場所は、与野駅西口の階段を降り、左前方に見える信号を渡って、駅前通りをまっすぐに140mほど進んだ左側、21階建ての超高層マンション「シティーマークタワー21」の1階に入っている。駅から歩いて2分ほどの近さで、ちょうど埼玉りそな銀行与野支店の向かいあたりだ。看板の店名は、達筆すぎて読めない人も多そう

店は素朴な木目調の居酒屋で、右側にカウンター、左側から奥にかけてが半地下と中2階に6つのボックス・スペースに分かれたテーブル席になっている。それぞれのスペースには、6人~12名が収容でき、店の収容人数は全部で約40人。
ボックス席も隠れ家風で面白いが、天井が低いので、背の高い人はカウンターの方が無難かもしれない。

日本酒の銘柄は、くどき上手 「ばくれん」 超辛口吟醸(850円)、田酒・特別純米(950円)、黒龍・吟醸「いっちょらい」(950円)、不動・吟醸にごり生原酒(900円)、文楽・特撰本醸造「鬼若」(580円)、花陽浴・純米吟醸袋吊雫 八反錦(1,080円)、佐久乃花・純米吟醸 Spec d(1,050円)、八海山・本醸造(680円)、越乃景虎「龍」本醸造(650円)、村祐・純米吟醸無濾過本生(1,080円)の10種類。
人気の高い地酒に加え、地元・埼玉の銘柄も揃えた、なかなか良いセレクトだ。これらの中から、好きな3種を選べる利き酒飲み比べセット(980円)もある。

座空_店内ほかに店のおすすめとして、芋焼酎「不二才」(600円)、「薩摩アサヒ」(550円)、屋久の島「大自然林」(600円)、芋・麦焼酎「元老院」(700円)、煎蕉仕込み麦焼酎「おこげ」(500円)、「大入り」濁々柚子酒(650円)、楯の川「子宝」生とろ鳥海山麓ヨーグルト(650円)…などが手書きメニューに書かれていた。ワインもボトル2~3千円台でいくつか揃っている。

料理も定番から創作系までいろいろあり、枝豆(450円)、わた入りイカの丸干し炙り焼き(550円)、手ごね焼きつくね(680円)、あっさり!モツ煮込み~柚子こしょう風味~(680円)、明太もちもちピッツァ(850円)、鮪の中オチとアボカドの生春巻き(850円)、日替わりチャーハン(850円~)、日替わりパスタ(880円~)、極上霜ふり馬刺し(1,200円)…など、幅広く楽しめる。

お客は若者世代が目立つものの、意外に年配のお客も多いのは、他の居酒屋に比べて料理やお酒のレベルが1歩上を行っているからだと思う。
与野駅近辺でこの店に匹敵する居酒屋は、以前ご紹介した「田舎家 旬」くらいで、今のところほかにはちょっと見当たらない。

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