殿_外観最近は、立ち呑みでも美味しい地酒を置いた店がちらほらと出て来て、嬉しい限りだ
秋葉原にある「立ち呑み 殿(しんがり)」も、日替わりで3種類ほどだが、立ち呑みでは通常まずお目に掛かれない美酒が飲める。

場所は、秋葉原駅を昭和通り口から出て、昭和通りを渡り、「CoCo壱番屋」の横の道を入って約50m左側。

店の前面はガラス戸で一部が開け放されており、通りから店内が見渡せる。
入って右側がL字型のカウンターで、手前は立ち呑みスペースだが、奥の方はカウンターチェアが6脚ほど並んでいる。左側には相席の大テーブルがあり、周囲のベンチシートに10人は座れるだろう。奥にも2人用と思われる小さなテーブルがあった。
立ち呑みをうたってはいるが、実質的にほとんどの客は座れる構成だ。
殿_店内2店内は昭和レトロ風の小物がぎっしり。昔懐かしいブリキの看板があちこち貼られているかと思えば、競馬グッズ(店名は競馬用語)やら、カスペルスキーのポスターやら(同社の営業本部長が常連)、店のTシャツやら、AKB48のポスターやらが所狭しとディスプレイされている。
このオモチャ箱をぶちまけたような店内も、キッチュでなかなか面白い。

液晶テレビも3ヶ所に設置されており、ほとんどの席からテレビが観られる。天井からは小さなカゴがあちこちから下がっていて、お客はここに現金を入れておくのがルール。勘定は注文の品が届く都度、そこから引かれるシステムだ。

開店は2009年7月7日。スタッフは、店内外でサービスに奔走している店長のほか、若い男女4名くらいが調理とサービスを兼ねている感じ。女性陣も可愛いだけでなく、調理やお酒に関して意外にしっかり者だ。

メニューはどれも安く、500円を超えるのは大生ビール(600円)くらい。ビールの中瓶は500円、ホッピー400円、ハイボール350円、梅酒・サワーが300円。日本酒と焼酎は1杯500円均一だ。(ただし、プレミアム焼酎はお一人様1杯限り。)

殿_店内1その日の日本酒の銘柄は、入って右側の冷蔵庫を見るのが早いが、カウンター前の黒板にも書かれている
日替わりのため銘柄は運次第だが、飛露喜、而今、七田、久礼、南、貴、麓井、澤屋まつもと、五凛、鷹勇、睡龍、白瀧…など、銘酒居酒屋なみの上質な地酒がチョイスされている。1杯の量は130mlくらいかと思うが、吟醸酒以外は小皿に溢れさせて注いでくれる。

名物の「ダービーハイボール」は、馬のキャップで知られるバーボン「ブラントン」のソーダ割り。馬つながりということらしく、濃さによって1馬力(450円)、10馬力(500円)、100馬力(550円)の3ランクがある。

料理も安い。煮込み(250円)、塩辛(300円)、ハムカツ(350円)、えびまよ(400円)、鮪ブツ(400円)、あん胆ポン酢(450円)、博多焼ラーメン(450円)、ハラミ刺し(500円)…など。魚貝類は八戸から毎日直送されるそうで、ほとんどの客は必ず刺身を注文する。ホタテなどの貝焼きも人気が高い。
調味料にもこだわっていて、醤油も無添加・有機栽培の弓削多醤油を使っている。

火曜から金曜までは、750円~850円のランチ(11:45~13:30)も提供しているらしい。
こちらもご飯と味噌汁はお替り無料だと言うから、大食漢には魅力的!?

→立ち呑み居酒屋 殿(シンガリ)