MaxBardeaux_outSワイン好きなら、1度は飲んでみたいと思うのが格付けワイン。ボルドーで地区ごとにランク付けしている極上ワインだが、ランクが上のものほど高価なので、なかなか飲める機会は少ない。「どれほど美味しいのか、1口だけでも飲んでみたい」と思う人は多いだろうが、そんな思いをかなえてくれる店が六本木に登場した。11月1日に開店した「マックスボルドー六本木」だ。

この店は、ボルドーの格付けワインばかり48種をグラスでテイスティングでき、その場で購入もできるテイスティング・バー。本店はボルドーにあり、海外では台北に次いで2国目の出店らしい。
場所は、六本木の東京ミッドタウン前の交差点から左斜めに入る路地を50mほど進んだ右側にある。
店の前面は開放的な総ガラス張り。入って右側に取り扱いワインをズラリと並べたラックがあり、左側には10人以上座れそうな白い大テーブルがある。その奥に、酸化を防いで適温を保つ専用サーバーが6台点在しており、右奥には黒革のソファと白い丸テーブルが5卓置かれている。

運営会社は、ボルドーの大手ネゴシアン(卸売業者)。ワインは全てシャトーから直接仕入れているため、保存から輸送まで完璧に管理されている。(これ、当たり前のようでなかなか難しい。)

St-Emillion_S客は、まず専用プリペイド・カードを購入(300円)し、それに3,000円以上をチャージして使用する。
ワインサーバーの上部にカードの挿入口があるので、そこに自分のカードを差し込むと、液晶画面に残額が表示される。あとはサーバーの下に並べられているワイングラスを使って、好きなワインを注ぐだけだ。

注ぐ量は3段階あり、一番少なくて25ml、次が50ml、最も多いのが75mlとなっている。値段も量に比例して、きっちり2倍、3倍だ。
気になる価格は、25mlのテイスティング・サイズで900円~10,700円。1級筆頭のラフィットだけは1万円を超え、ラトゥールが7千円台、ほかは1級でも5千円前後。多いのは千円~2千円台くらいで、900円も結構たくさんある。

ビンテージは、5大ワインを含む最高級の8銘柄が2004年、ほかはすべて2008年とかなり若い。あくまで購入を前提とした試飲というスタンスのようだ。このビンテージなら、予算が許せばマルゴーとディケムが特にオススメだ。

MaxBardeaux_inS格付けワインとは別にハウスワインもあるが、それはボトル売りのみ(2,100円)。最高値のボトルは23万300円!
瓶はどれも汚れひとつなく、エチケット(ラベル)もおろしたてのハンカチのように真っ白。これもシャトー直取引だからこそだろう。
店頭にないビンテージやケース売りといった、特別注文にも応じてもらえるそうだ。

料理は、レバーのリエット(800円)、鴨のスモーク、パテ・ド・カンパーニュ、生ハムハモンセラーノ、エスカルゴ(以上1,500円)、フォアグラのテリーヌ(1,800円)、アペタイザープレート(2,000円)、アキテーヌ産キャビア(1万5,000円)など、基本的に軽いおつまみオンリー。

ボルドーから有名シャトーを招いたテイスティング・イベントも、ほぼ毎月開催していく予定とのこと。
ワイン好きなら、ボトルを眺めるだけでも目の保養になりそうだ。

→Max bordeaux Roppongi