わをんロゴ最近、記事へのコメントが少ない中、izuruさんが新橋の日本酒バーを紹介してくれた。彼のオススメなら間違いないだろうと思っていたが、訪ねてみたら案の定、とても小さい店ながら魅力的な店だったので、素直にご紹介したい。(izuruさん、いいお店を教えてくれてありがとね!

その店は、新橋でもやや奥まった4丁目の雑居ビルの中にある「わをん」。
わをん_外観新橋駅の烏森口を出て、左手にあるパチンコ「TOP'S」と「かねまん薬品」の間の路地を入り、まっすぐ120mほど歩いた突き当たりを右折して、30mほど先の右側2階にある。階段を昇って正面左側のドアが入口だ。

店内は6席のカウンターのみ。向かいの壁はレンガ風だが、ほかの3面はほとんど装飾のない白い壁というシンプルな造りだ。それもあって、「バー」と言うにはやや明るい。それぞれの席には、グラスグリーンの編みランチョンマットと箸が置かれており、どこか個人宅のダイニングのようだ。日本酒の店だけあって、店内は禁煙になっている。

開店は2010年6月24日。一人で店を切り盛りしている村田健吾さんは、元救急救命士という変わり種だ。いくら日本酒好きとは言え、かなり思いきった転職だったのではないだろうか。

日本酒はどんどん入れ替わるが、常時15銘柄ほどを揃えている。すべて純米酒や純米吟醸酒ばかりで、しかもその半数は無濾過生原酒といった文字が躍る、まさに酒好き垂涎の品揃え。
量は3サイズから選べ、グラス(約130ml)で530~730円、1合(180ml)で700~900円、1.5合(270ml)で1,000~1,350円くらいが中心だ。もちろんお燗も可能

訪れた日は、秋鹿、いづみ橋「とんぼ」「やご」、屋守(おくのかみ)、奥播磨、鶴齢、くどき上手Jr、三光正宗、而今、鷹勇、萩の露、日高見、鳳凰美田、山本…などがあった。
ほかにも、阿部勘、一白水成、小左衛門、賀儀屋、砂潟、寫樂、竹鶴、田酒、東洋美人、花浴陽(はなあび)、村祐、酉与右衛門(よえもん)…など、いつ訪れても珠玉の銘柄が出迎えてくれる。

おいしい銘柄を揃えてくれているだけでなく、時にはお客のリクエストに応えてくれたり、企画物の限定酒が飲めたりといった、フットワークの軽さも魅力だ。

わをん_店内肴は、ホッとできるような家庭料理の味わい。ふんわり厚揚げ焼(430円)、お漬物盛り合わせ(430円)、子持ちししゃも焼き(480円)、チーズちょっと盛り(480円)、酒肴・珍味盛り合わせ(530円)、豆乳すくいとーふ(530円)、やわらか北海するめ焼き(530円)、やさしい肉じゃが(530円)、やみつき旨ダレ肉野菜炒め(630円)、水菜とじゃこのサラダ(630円)、ピザマルゲリータもどき(680円)、日本酒バーのカレーライス(680円)…などが並ぶ。お通しは500円。
個人的には、刺身がないのがちょっと残念だ

村田さんは自然体の穏やかな人柄で、お喋りでも無口でもないのがいい。
BGMはFMが流れていることが多いようだが、毎月24日は村田さんの好きな浜田省吾デーになる。2階にある他の3店はカラオケを備えた店ばかりなので、時間によってはそれが響いて来ることもあるが、この店の中だけは別世界の趣だ。

最新の入荷銘柄は、よく下記のブログで紹介されている。
常連になると、正規のメニューにはない裏メニューのお酒も飲ませてもらえるらしい。

→わをん-WAWON-のブログ