ちょっとワインが飲みたいと思っても、1人でワインバーは敷居が高いし、居酒屋だとイマイチ雰囲気が合わない。肩肘張らず気軽にワインを楽しめる店があれば…といった需要に応えるのが、最近急増中の“ガブ飲みワインバー”だ。
以前ご紹介した、新宿「MARUGO」や、銀座「ポンデュガール」あたりはその草分けかと思うが、どちらも大人気で、いずれも姉妹店が4店舗に広がっている。

浦和の「ラ・スカーラ」もそんな“ガブ飲みワインバー”のひとつだ。

場所は、浦和駅西口駅前「コルソ」の裏口から、右に見えるオレンジ色のビル「ラ・カータ浦和店」の手前を左に入り、正面にある「ナカギンザセブン」という怪しげな路地(ビル?)に入ると、右側の一番手前にある。入口に置かれている樽が目印だ。

フロアはかなり狭いのだが、3階まであるため全体ではけっこう人数が入る。(店名の「la scala」は、イタリア語で「階段」の意味。)
1階は10人くらいまで入れるスタンディング・バーで、仕事帰りにふらっと立ち寄ったり、待ち合わせに使う人が多い。
2階は赤いソファーが置かれた14人までのダイニングで、腰を据えてじっくり飲みたい時に最適なスペース。
3階は囲炉裏をぐるりと囲んだ掘りごたつ席。4人から使えて(最大12~16人まで)お鍋も食べられるという、ミスマッチ感覚の和風空間だ。相席になる場合もあるが、できれば貸切で使えると楽しそう。トイレは3階への階段を上がった1ヶ所にある。

店が小さいことや、スタッフが女性ばかりということもあってか、店は程良く家庭的。ワインや食事について相談すれば、できる範囲で希望に添えるものを考え、提案してくれる。立地は少々怪しげだが、女性1人でも抵抗なく飲める雰囲気だ。

グラスワインは赤・白それぞれ5~6種類あって、500円~。ロゼやスプマンテは600円~。
ボトルは40~50種類あるが、3~4千円台が過半数を占めているので、かなりお手頃だろう。
メニューにアップされているのは、赤が2,500円~8,500円まで23種類、白が3,800円~6,200円まで9種類、スプマンテが3,500円~10,000円まで9種類だ。これ以外の臨時入荷銘柄も10種類くらい黒板に書かれている。
割高なフランス産こそ見ないが、イタリアを中心に、コスパが高く、手軽に楽しめるものばかりだ。

ワイン以外のドリンクには、ビール、シェリー、カクテル、スピリッツ、リキュール、グラッパ、ウィスキー、ジュース…などがあり、価格はほとんど500~700円

料理は軽めのおつまみが多く、ブルスケッタ(150円)、サラミ(200円)、チーズ(300円)、白いんげん+トリッパ(580円)、 ムール貝ワイン蒸し(600円)、トマトとモッツァレラのカプレーゼ(650円)、ホワイトポーク串焼(2本 700円)など。オリーブオイルが添えられた自家製フォカッチャ(200円)もなかなか美味しい。
しっかり食べたい向きには、牛ほほ赤ワイン煮(1,280円)や、パスタ、ピッツァ、リゾット(各880円)もわずかながらあり、女性に嬉しいティラミス(450円)やイタリアンジェラート(350円)もある。

気楽にワインを楽しめるこんな店が近くにあると、仕事帰りについ立ち寄りたくなりそう。
浦和で銘酒居酒屋やバーを5店舗展開する「和浦グループ」の経営なので、たまに系列の男性スタッフが手伝いに入っていることもある。

→和浦グループ:ラ・スカーラ