今年最初の紹介店が「残念な店」というのも気が引けたんで、とりあえず前回はオススメできる店を掲載したが、やっぱり恒例の「残念だった店」をスルーしてしまうのは忍びない。遅ればせながら、「2010年の残念だった店」を掲載してしまおう。

1年間たくさんの店に足を運んでいれば、当たりもあるがハズレもある。ブログでは当たりを選んでご紹介しているが、1年の棚卸しを兼ねて、1回だけハズレの店(特に、ちまたでは評判が高いのに…?という店)へ言いたいことを言わせてもらっている。
これはあくまで個人の感想なんで、反対意見も多々あるだろうことを前提に読んでほしい。
ぶどう家_外観2010年のハズレは、新橋の「ぶどう家」。この店、2時までのランチが1時前に売り切れるという、かなりの人気店だ。食べログのポイントも3.66となかなかの高評価で、満点を付けている人もいるほど。ご主人は、京都の三ツ星店で修行したとかで、「料亭のまかない食」をキャッチコピーにしている。

確かにいい素材を使った美味しい料理が出て来るし、お酒もいい銘柄を揃えている。店は大きくはないが、和食屋っぽく小洒落た雰囲気だ。特にランチ(1,000円)のCPは素晴らしいと絶賛されている。

では何が気に入らないのかと言うと、店主の性格が好きになれない。料理に自信があるのか何か知らないが、客を見下すような言動が目に余る。ランチにも夜にも行ってみたのだが、どうしてもその印象がぬぐえなかった。

ぶどう家_店内ぐるなびのホームページには、素晴らしい素材を仕入れていること、ミシュラン関西版の三つ星「つる家」で修業したことなどに加え、料理の素晴らしさが分からず「高い」とおっしゃるお客がいて困るようなことが書かれている。

値段が高い店はいくらでもあるが、それに見合う料理と接客が提供できていれば、客はそう文句を言わないものだ。苦言を呈する客がいるなら、「味が分からない客」と一蹴せず、なにか至らない点がなかったか考える謙虚さがほしい。

店は客が育て、客は店が育てるもの。いい店には、必ずいい客が付いている。もし、大したお客が来ないと思うのなら、ホームページで長々と客を罵倒する前に、やるべきことがあるんじゃないのかと思う。

この記事を読んだら、おそらく自分も、さぞかし口汚く罵られるんだろーな…。

→料亭のまかない食 ぶどう家:こんな店です