道玄坂のE・スペースタワー15階にある「レガート」は、渋谷の夜景が楽しめる女性向けのダイニングバーだ。
渋谷は、セルリアンタワーやクロスタワーを除くと意外に夜景の楽しめるレストランがなく、立地的にも価格的にも「レガート」が一番使い勝手がいいと思う。

レガート_外観この店、実はテーブルに着くまでが最大の見せ場。まず、エレベーターがシースルーで、昇るにつれて次第に渋谷の夜景が眼下に広がり、期待感をあおってくれる。15階に着くと、シャンデリアのある広いエントランスからも道玄坂が見下ろせる。
店内は広く、全部で約200席あるそうだ。入ってすぐのラウンジには、弧を描いたオシャレなカウンターバーがあり、眼前に夜景が広がる。窓際には2人用の席(カップルシート?)、奥には全室違う内装の7部屋の個室がある。

夜景を眺めながら飲食できるのは、実はこのラウンジ部分まで。メインダイニングはその左手になるのだが、そちらは窓から離れる上、フロアが低くなっているため、夜景は見えない。
それでも、個人的にはやはりテーブル席が一番落ち着ける。
お酒主体ならカウンターもいいが、しっかり食べるのには向かないし、カップル席もテーブルが狭いため、やはり軽く食べる程度の場合に留めたい。
ただ、メインダイニングは全席禁煙なので、煙草を喫いたい場合はラウンジになる。

店は「劇場」をテーマにしているだけあって、フロアの内装も凝っている。「舞台」に当たるのは店の厨房。テーブルから明るいオープンキッチンが一望でき、さながら「キッチン・ミュージアム」といった感じ。インテリアは中世のモスク(寺院)をモチーフにしていて、天井から100灯もの照明が下がっている。片側の壁面にある、天井まで届く巨大なワインセラーも圧巻。
店のスタッフがインカム(ヘッドフォンとマイクが一体化しているトランシーバー)を装着しているあたりは、いかにもグローバルダイニングっぽい。

料理はエクレクティック料理(フレンチとアメリカンなど各国の折衷折衷)という流行のスタイル。味も価格なりに納得できる線だし、デザートもおいしい。コースは3,980円、4,980円、6,300円の3つ。当然、アラカルトより断然お得だ。ワインが3,990円均一という安心価格なのも嬉しいところ。(もっと良いワインをお望みの方には、別メニューもある。)

ディナータイムは20歳未満入店お断りだし、あまりラフな服装。ラウンジは週末に限り午前4時まで営業している。昼はサラダバイキングが付いたランチもあり。

なお、同じグローバルダイニングが経営する「権八」が14階にあり、15階からそちらに降りて行くこともできる。こちらも有名な居酒屋だが、コスト・パフォーマンスも眺めも、15階の方が勝ち

●レガート
http://www.legato-tokyo.jp/jp/shibuya/home/welcome