日本酒好きなら、誰もが「和風テイストの和める店で飲みたい」と思っているはずだ。
最近は凝ったインテリアの店も多いので、雰囲気のいい環境で飲める機会も多くなった。
そんな中でも、一味違った環境を提供してくれるのが、吉祥寺の「金の猿」だ。

場所は、吉祥寺駅から井の頭公園に向かい、公園入口の直前・左側。
店内はけっこう広く、掘りごたつ式のカウンター、納涼床風の板の間、座敷に個室・・・と、様々なシチュエーションで使い分けられる。おすすめは井の頭公園側の座敷。窓の外一面に井の頭公園の竹林が広がり、都会にいることを忘れさせてくれる眺めなのだ。
夜になると竹林がライトアップされ、雅というより妖艶な雰囲気すら漂わせてくれる。

料理はもちろん和食。メニューはホームページを参照してほしいが、コースだと5千円~だ。居酒屋としては少々高めだが、その分、店の雰囲気も味のレベルもそれに見合っている。
日本酒は、東北泉、鷹来屋、黒龍、飛露喜、田酒、伯楽星、奥播磨・・・など20種ほどが揃い、価格は850~950円、吟醸酒で1,000~1,200円。
近くにある銘酒居酒屋「須弥山」よりは、こちらの方が手頃だろう。
(「須弥山」は、「金の猿」以上に驚くほどの銘酒と肴が揃っているが、価格も高いものが多い。)

雰囲気と価格を考えると、男一人で飲むよりはデート向きという気がするが、客層はけっこう幅広く、女性同士や家族連れ、年配のグループもいる。
これで月でも見えれば、時間を忘れて飲み続けてしまいそう。
雰囲気を求める日本酒好きと一献交えるなら一度は行ってみてほしい店だ。

余談だが、「金の猿」のちょっと手前にあるドイツソーセージの専門店「ケーニッヒ」も、おすすめ。
テイクアウト中心ながら、ビールやワイン(冬はHOTあり!)に合わせてソーセージやサラミをつまむと、かなりイケる。

●金の猿
http://www.sometime.co.jp/kinsaru/index.htm