以前、築地市場内のカリー店「中栄」を紹介したが、そのすぐ近くに全く違うタイプのカレー店がある。
オーガニック・インド料理の店「カリカリ」だ。

場所は、新橋演舞場横の采女橋を築地市場方面に渡って、最初の信号を左折した右側。アクアビルの地下1階にある。例によって、ここも隠れ家に近い立地ではある。

サフランを思わせる柔らかな赤色の階段を地下1階へ降りると、予想外の空間が広がっていて驚かされる。階段の下はいきなり店内で、地下2階から6mの吹き抜けになっているのだ。しかも、そこにシャンデリア風の巨大なキャンドルランプが下がっている。危うくゴスロリの店と勘違いしてしまいそうだ。

地下1階は、ロフト風の空間で、靴を脱いで入る。細長い座卓が4卓あり、貸切パーティなどにピッタリなスペースだ。事実、4名~30名までのパーティに対応するらしい。(ただし、地下1階だけなら16人くらいまでがちょうど良さそう。)
更に地下2階への階段を降りると、テーブル席のフロア。壁は階段同様の柔らかな赤色だ。
例のキャンドルランプは、どの席に座っても否応なしに目に入る。

この店の「本格カリー」は、福岡産直の自家製有機野菜を使用しているということだ。シェフはインド人だが、それほどエスニックらしさは強くない。辛味も極端ではないし、器に美濃焼を使っているせいもあるかもしれない。

ランチは1,100円のAセットと、1,300円のBセットの2種類。Aセットは、4種類から選べるカリーと、ナンまたはサフランライス、サラダ、ラッシー(ヨーグルトドリンク)がつく。
Bセットはこれにタンドールチキンがつき、ラッシーがマンゴーデザートに替わるので、かなりお得だ。
食べ放題・飲み放題のバイキングランチ(1,300円)もある。

夜は、カリーのほかに前菜やチーズ、シシカバブといった料理が加わり、もちろんお酒も飲める。カリーの値段は1,360円~1,580円まで。さすがにビーフやポークはなく、鶏や野菜、海鮮などのラインナップとなる。ワインはボトル2千円くらいからあるらしい。
水曜前後には、なんとチャージ無料でクラシックのライブも実施している。(スケジュールはWEBで要確認)

今日はほうれん草とポテトのカリーを食べたが、大きいポテトがホクホクしていて悪くない味だった。インド風と和風が適度にミックスされているのがいいのかもしれない。
ただ、夜の値段を払うなら、正直なところ、神保町の「ボンディ」か、半蔵門の「プティ・フ・ア・ラ・カンパーニュ」の方が、欧風カレー好きな自分には嬉しい。

それにしても、このインテリアは、失礼ながらカリー屋にしておくのはもったいない。
いや、逆にだからこそ面白いのか・・・?
いずれにせよ、ここも誰かを連れて来たくなる店であることは間違いない。

●インディアダイニング「Cali Cari」オーガニック
http://www.calicari.com/