オステリアは、イタリア居酒屋といった意味だ。ワインを中心としたお酒や食事が気軽に楽しめる店を、このように呼ぶ。
日本の食文化にすっかり定着した「イタ飯」だが、お酒を飲みながら様々な肴を楽しめるオステリアも増えてきたのは嬉しい限りだ。さいたまにもこの手の店が急増しているが、値段が高めだったり、メニューが物足りなかったり、サービスが今ひとつだったりで、いい店はなかなか少ない。

そんな中、抜群のコストパフォーマンスでお薦めなのが、宮原の「BUCO」。BUCOとはイタリア語で「穴」という意味だが、その名の通りワインセラーを模したような穴倉っぽいインテリアの店だ。
店は、宮原駅西口の駅前から「フォト日進堂」の角を左折して、すぐ左側。
店内は奥に長いレンガ造りで、左側がカウンター、右側と奥がテーブル席になっている。

若い男性スタッフ3人程が調理を、女性スタッフ3人程がドリンクやサービスを担当している。
メニューは鮮魚のカルパッチョやフォアグラのソテー等の前菜から、塩味・トマト味・和風のパスタ類に、ピッツァ、リゾット、魚料理・肉料理にデザート・・・と幅広い。ピッツァはミニサイズもあるので、1人でも注文できる。

魚は五島列島のものを使っており、季節の魚が常時数種類ずつ、様々な調理法で提供される。
肉料理はアーク豚が中心だが、鶏・牛・子羊、冬には鹿・ウサギなども加わる。
この多彩なメニューのおかげで、一年中通っていても飽きることがない。(自分は月に平均3~4回はここで飲んでいる。)
味は多少のバラつきはあるものの、総じて満足できる美味しさ。オステリアとしては料理の見た目も割とキレイだし、お酒も進む。
価格はどれも居酒屋レベルの安さなので、コストパフォーマンス的には文句なしだ。

飲み物がまた豊富で、イタリアワインが白・赤それぞれ常時8種類程度揃えてあるほか、オリジナルの果実酒や、日本酒、焼酎まで揃う。ワインがボトル千円台から飲めるのは嬉しい。
料理もお酒も、常に旬のメニューが加わるため、店内の黒板は要チェックだ。

これまでは、お皿を片付けるのが早過ぎるスタッフが1人いて閉口することもあったが、最近はちゃんと聞いてから片付けてくれるようになり、サービス的にも整ってきた。
個人的に唯一気になるのは、分煙されていないこと。オステリアという性格上やむを得ないが、隣席で煙草を喫われるとちょっと辛い・・・。

1人で夕食がてら立ち寄ってもいいし、友人や恋人との食事、グループでの飲み会にも使える。週末はそうした飲み会が入っていることも多く、7時前に満席になるのが普通。
店の向かいにある立体駐車場の2階No.1~6が店の駐車場にもなっているのだが、早い時間でないと満杯になる。

ちなみに、店のオーナーである須賀隆夫さんは、すぐ近くの人気居酒屋「一番鶏」も経営しており、宮原西口商工会と宮原駅西口地域まちづくり協議会の会長として、地域の奉仕活動や活性化にも尽力している。

●Yahoo!グルメ/オステリアブーコ
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000304047/0001792052/ktop/

ランチ/11:30~14:00
ディナー/17:00~22:30(ラストオーダー22:00)
定休日/水曜