前にもちょっと触れたが、池袋・大塚エリアは日本酒の品揃えが素晴らしい店が大変多い。
その中でも、酒好きが好みそう銘柄を揃えているのが、「楽旬堂 坐唯杏」だ。

場所は、池袋駅東口(西武側)の首都高速5号線の手前。豊島公会堂(区役所の隣)の横の道を高架の方へ進んだ、左側の地下だ。こちらも日本酒の名店、「蛍月」と同じブロックにあると言えば、分かる人もいるかもしれない。

地下の格子戸を開けると、入口で靴を脱いで店内に上がる。
店内は右側が調理場で、左側にテーブル席が奥へと並んでいる。一番奥は座敷のようだ。

日本酒は、正1合と、その半量ほどのグラスの2種類が選べる。
銘柄では、まず「宗玄」「秋鹿」「鶴齢」という、通好みの3銘柄が充実しているのが目に付く。

宗玄」は、純米大吟醸(グラス1,050円/1合1,860円)、特別純米「純粋無垢」、特別本醸造(各420円/780円)などが揃う。
秋鹿」は、純米大吟醸「入魂之一滴」(1,050円/1合1,890円)を筆頭に、純米吟醸、特別純米、特別純米山廃、にごり酒「霙もよう」、純米無濾過吟醸生原酒「へのへのもへじ」など。
鶴齢」は、大吟醸(630円/1,050円)、山田錦の特別純米、五百万石の特別純米(各480円/840円)。

そのほかでは、「奥播麿・白影泉」(580円/990円)、「開運・ひやづめ」(530円/880円)、「るみ子の酒・すっぴん」(480円/840円)、「悦凱陣」山廃(580円/ 990円)、長期熟成酒「鷹長・菩提もと」(ちびグラス380円/グラス530円)…など、50種類近い地酒が楽しめる。純米無濾過生原酒が多いのが特長だ。

飲ん兵衛好みの銘柄ばかりなのは、お見事。その分、日本酒初心者向きの銘柄が少ないので、そこは注意したい。(飲みやすいものがいいなら、お店のスタッフに聞こう。

また、3種類のお酒をセットにした利き酒セットが3セットもある。
「秋鹿」の無濾過生原酒・山廃・にごりのセット、「鶴齢」の3種のセット、「開運」「十旭日」「秋鹿」のセットの3つで、いずれも850円だ。

焼酎は「松露」「松露・うすにごり」「松露・黒麹」(各グラス500円)、麦焼酎は「豪気」(グラス450円)、米焼酎は「宮の誉」(500円)「十年のうたた寝」(700円)「火の鳥」(800円)など。ほとんどはボトルでも頼める。
一応、ビール(550円~)やサワー(480円~)も少し置いてあるが、ご愛嬌程度だ。

肴も当然、酒に合うものが揃う。今の季節だと「鴨つみれ鍋」が2~3人前で2,450円、〆鯖は800円、このわた(580円)、のどぐろ焼(580円)、ゴリの唐揚げ(920円)、からすみ(850円)…等が並び、甘味もある。そばやうどんもあるようだ。
嬉しい300円メニューもあって、メジマグロのハランボ焼、冷しトマト、味噌きゅう、イカ塩辛、たたみイワシチーズ焼、魚の骨せんべい、ホヤ塩辛、板わさ、クサヤ…など、16種類もあった。

朝5時まで営業しており、ランチタイムもあるなど、働き者なところも有り難い。
向かいの地下に「別館」もある。

ぐるなび/楽旬堂 坐唯杏