銘酒居酒屋の密集エリア、池袋。
その西口の歓楽街ど真ん中にある小さなビルに、居酒屋昔ばなし 別館」がある。
別館と言うからには、当然本館もあるのだが、その場所は埼玉県志木市。そちらはちょっと遠いので、別館をご紹介する。

場所は、池袋駅西口(東武側)のロサ会館の並びで、駅側の角。小さめのビルの6・7階が店になっている。
エレベータで6階に降りると、目の前が店の入口だ。中に入ると、店は右方向に細長く続いている。

内装は和風モダンなのだが、わざとレトロな家具を置いたりしており、意外とオシャレっぽい。白木の板張りの床の所々に窓が付いていて、床下のディスプレイが見える仕掛けになっている。
左側には一升瓶が並べられ、右側のカウンターは6席ほど。適度に照明が落とされていて、落ち着ける。1~2人なら、断然カウンターがおすすめだ。

突き当りが狭い階段になっており、そこから7階に通じている。こちらは個室風のテーブル席。個室は2人用から8人用まである。

店のホームページを見ると、全国の酒屋や蔵元から地酒・本格焼酎を約200種類以上集めたとある。メニューを見た限りでは、そこまで多くはない印象だが、メニューに書かれていないものもあるようなので、確かなことは分からない。
埼玉の銘柄「花陽浴」の文字が間違っていたのはご愛嬌。(たぶんワープロの変換ミス。)

カウンター席では、店主に直接お酒を選んでもらえるので、好みを伝えると美味しい銘柄を見繕ってもらえる。
具体的な銘柄やメニューの一部は、末尾に記載した店のホームページで確認してほしい。
日本酒の場合、価格は650円~1,350円くらいまでだが、中心価格帯は800~900円だ。量が1合に少し欠けていることを考えると、やや割高かもしれない。

焼酎や梅酒も豊富に揃っている。偉いのは、平日限定の飲み放題プランに、地酒10種類、焼酎30種類が含まれていることだ。料金は1,980円だが、総計80種類のお酒が飲み放題という内容を考えれば、飲ん兵衛にはお得だ。

料理も、手作り豆腐(520円)、信州本生手打ち蕎麦(530円)、地鶏の塩焼き(760円)、牛フィレの溶岩焼き(1,480円)…など、かなり幅広い。
珍しかったのは、ダチョウ料理。刺身やカルパッチョ、焼物など4~5種類あった。刺身を食べてみたところ、味は馬刺しに似た感じで、思ったほど癖はない。話のネタに食べて見るのも面白そうだ。

欠点は、プレミア酒が高価な点。十四代の大吟醸山田錦や双虹は小グラスで2,200円、同じく龍泉は5,500円。黒龍しずくが小グラス 2,450円、石田屋が4,550円。
確かによくぞ手に入れたという超高級酒ではあるが、この価格は高すぎだろう。希少酒は必ず値段を確認してからいただくよう注意したい。

とは言え、池袋のど真ん中で、ちょっとお洒落な大人向けの銘酒居酒屋は貴重。デートにも使える銘酒居酒屋として覚えておくと良さそうだ。

→(株)アクロスリング/昔ばなし・別館