最近はレゲエの人気も広まってきたが、風土に落差のある日本では、まだまだ馴染みが薄い。
70年代にはボブ・マーリィという超カリスマがいたため、日本でもそれなりに聴かれていたようだが、現在にいたるまでメジャーなジャンルになり切れていない状況だ。

それでも、徐々に実力のあるレゲエ・アーティストが現れ始め、湘南乃風や、半年前に解散したDef Techなど、一部のファンに留まらない人気を博す日系アーティストの曲も、しばしば耳にするようになった。

そんな中、レゲエにさほど興味のない人にも自信を持っておすすめしたいアーティストが、Rickie-G(リッキー・ジー)だ。

Rickie-Gは、昨年avex/riddim zoneよりメジャーデビューした、神奈川出身の日本人レゲエシンガー。
10代半ばからカフェやストリートで弾き語りを始め、05年頃から本格的に音楽活動を開始。さまざまなレゲエ、R&B、HIP HOPアーティストのレコーディングに参加してきた。

06年からは自身の作品制作に取り組み始め、11月にインディーからミニ・アルバム「Life is wonderful」をリリース。(現在はavex/riddim zoneより発売)
昨年7月11日に、シングル「逃飛行」でメジャーデビューを果たした。

続く2ndシングル「ラブソウル」を昨年10月30日に発売すると、2ヶ月も経たないうちに人気モバイルサイト・レゲエZIONで年間1位を獲得。
勢いに乗って、先月27日ついにアルバム「am08:59」を発売するや、たちまち音楽界の話題をさらっているという現状だ。

曲のベースはレゲエなのだが、そこにR&Bのテイストがミックスされ、コテコテのレゲエは苦手という自分のようなタイプにも抵抗なく聴ける。1度聴いたら耳に残るナチュラルで伸びやかなボーカル。レゲエ特有のトロピカルなリズム。
今、自分のiPodで一番よく聴いているのがこのアルバムだ。

レゲエを聴いていると、やはりラムかトロピカル・カクテルが飲みたくなってくる。昔流行ったトム・クルーズの映画『カクテル』のワンシーンをイメージする人も多いに違いない。

もし、Rickie-Gを生で聴きたければ、明日・明後日にライブも予定されている。8日は芝浦Studio Cube 326の「The Beginning 2008」に、9日は渋谷DUO Music Exchangeで催される「duo Night Vol.4」に登場する予定だ。

これから気温が高くなってくるに連れ、Rickie-Gの人気もじわじわと高まってきそうな予感がする。

→Rickie-Gオフィシャルサイト
http://www.rickie-g.com/