まず、店の入口にちょっと驚いた。何も書かれていない金属の扉だけなのだ。ノブに札が掛かってなければ、休みと思ってしまいそうだ。
場所は四谷のビルの2階。ノックして「おじゃましま~す!」とドアを開けると、本物の入口が現れて店内に入る。後で知ったのだが、どうやら店の裏側の入口だったらしい。
「あの~、靴のままでいいんですか?」と、思わず聞いてしまった。中も一見マンションの部屋のようなアットホーム雰囲気だったからだ。

店は「酒膳」。
場所は、四谷駅の四谷口を出て、新宿通りを新宿方面に100mほど行った右側2階だ。裏口は、新宿通りに並行したしんみち通り側にある。

店内は、左右にテーブルが5~6卓配置された細長いフロアと、座敷スペースの2つに分かれている。
フロアは、黒塗りのテーブルと椅子で、ちょっと焼肉屋を連想させるような席だ。突き当たりに戸棚があり、そこにお酒が保管されているらしい。
座敷には、大正時代風のレトロなポスターが飾られており、10名用と8名用の2間が続いている。

エプロン姿のスタッフは、料理を担当する男性も、サービスを担当する女性も、しっかりしていて感じがいい。

日本酒は、男山、飛良泉、司牡丹、まんさくの花あたりが500円。ほかに、一の蔵、浦霞、尾瀬の雪どけ、銀盤、黒帯、澤乃井、越の景虎…など約10種類。銘柄は常に入れ替わるらしく、1杯の量は1合弱だ。

焼酎は日本酒より豊富で、黒霧島、黒伊佐錦、天孫隣臨、さつま白波・黒麹仕込み、さつま小鶴・くろ、鉄幹あたりが525円。海童、龍雲、一刻者、黒丸、種子島・紫、古薩摩のかめ仕込み、千夜の夢、焼芋焼酎・鬼火、千秀、百秀が630円。山ねこ、富の宝山、くじら、三岳が735円 。さつま白波・明治の正中が840円、魔王が1,575円だ。

焼酎以外にも、米・麦・黒糖・そば・しそ・牛乳・宇治玉露茶・泡盛…などが豊富に揃えられている。
なお、生ビールは420円、ベーシックなカクテルが525円、フルーツ系カクテルが630円だ。

料理地鶏が自慢で、地鶏大串バーベキュー(525円)や、ささみチーズ焼(1本262円)など、様々な料理で食べられる。
また、台湾風・タイ風のメニューも多く、ゴマ団子(472円)、ムーサテ(タイ式やきとり)(3本600円)、海老のトマトソース炒め(840円)など、こちらも色々ある。
ほかにも、各種グラタン(630円~714円)や、刺身などの魚料理、串焼き、串揚げ、サラダ…など、一歩間違うと支離滅裂と思えるほど、料理は多彩だ。価格は、630円が多い。

個室は、8人~18人までの対応となり、4名以上のグループだと焼酎のボトルが1本もらえる。
落ち着いた隠れ家風の割に、そこそこの広さがあるので、少人数の宴会にはちょうど良さそう。
プロジェクターが完備されているので、仲間とスポーツ観戦を楽しみながら飲むこともできる。(要予約

なお、「酒膳」の本店は渋谷の東急本店近くにあり、世田谷の松蔭神社前と三軒茶屋にも支店がある。

→スタイリッシュ和空間 渋谷酒膳
http://www.shuzen.jp/