※残念ながら、ねこ屋は2013年2月22日(猫の日)22時22分に閉店した。

前回に引き続き、今回は日本酒系通いたい店。狭い店ということもあってあまり紹介したくなかったのだが、6/17の「日刊ゲンダイ」に掲載されてしまったので、この際紹介してしまおう。

ねこ屋_ラスト外観店は、築地の聖路加病院近くにある「ぎょれん」ビル向かいの「ねこ屋」。駅からの道順は少々ややこしくなるので、詳しい場所は店のホームページを参照してほしい。(この記事の掲載後、09年4月7日に京橋築地小学校の向かいへ移転した。)

黒塗りの建物の1階は激盛りお蕎麦の「SO-BAR Sakuma」(この店もいずれ紹介したい!)で、その2階にある。写真の行灯が目印だ。入口は、建物裏手の階段を昇ったところ。

店は小さい。ドアを開けると右側がいきなりカウンターで、席は肩を寄せ合うように6席。おまけに背後のスペースも狭いので、誰かがトイレに立ったら背筋を伸ばす必要がある。(カウンターの背後にトイレがある。)
奥には小上がりの座敷があり、そこに4人席が2卓。

店内は、花魁でも現れそうな和風テイスト。壁は赤、柱は黒で、店名の通りあちこちに猫の置物や飾りが置いてある。

この店は、和服に割烹着の女将が1人で切り盛りしている。その可愛らしい見かけからは想像し難いのだが、実はオヤジ系居酒屋の飲み歩きでは、ネット界でも有名なまりみること市川真理さんだ。その凄さはブログを見ていただければ一目瞭然。
お酒好きが高じて、今年の3月4日、ついにこの店を開いてしまった。

彼女は現役の看護士でもあり、店が休みの日曜は病院で働いているという変り種だ。(聖路加病院ではない。)
もちろん大の猫好きで、今も自宅で4匹の猫と暮らしている。「黒い月」(08/6/16紹介)や「てまり」(07/12/14紹介)と違って、店に猫がいるわけではない。

この店の飲み物は、ビール、日本酒、焼酎、和リキュール(梅酒とゆず酒)のみで、サワーの類は置いていない
客の多くは、日本酒目当てだ。なにせ、この店にあるのは特別純米か純米吟醸だけで、しかも値段は通常850円まで。(グラス1杯=7勺くらいか?)
たまに、入手困難な限定酒が入るとこの限りではない。昨日は入手困難な「飛露喜」の鑑評会出品吟醸酒があって、5勺900円だった。(もう無いが。)

日本酒は日によって品揃えが変わり、大体10種類ほど用意されている。最近置いてあるのは、磯自慢・純米吟醸生詰(850円)、飛露喜・特別純米生詰(750円)、甲子 夏しぐれ・特別純米生原酒(700円)、天の戸・純米吟醸亀の尾仕込(750円)、日露宇くん・純米吟醸土佐宇宙酒(800円)…あたり。「死神」や「悪乃代官」といったユニークな銘柄もある。

そのほか活性にごりなどの発泡日本酒が6種類。
焼酎は、島美人、黒伊佐錦、里の曙、田苑・金ラベル、残波…など。
生ビールは600円で、たぶんアサヒだと思う。

料理は家庭料理だが、この春まで素人だったとは思えない。にゃんこ卵飯 (350円)、ハムポテトサラダ(400円)、新玉ねぎ肉じゃが(500円)、自家製水餃子(500円)、ねこ五目野菜さつま揚げ(500円)、和牛もつ卵入り煮込み豆腐(600円)、ずわい蟹身入りにら玉(600円)、ねこベーコンと酒盗ピザ(650円)、生まぐろとアボガドの山葵和え(700円)、刺身とあぶりまぐろ三昧(750円)…など、どれもイケる。お通し代は500円だ。

新橋の「うさぎ」(08/3/3紹介)と似たタイプの店だが、真理さんは「うさぎ」の理恵さんとも知り合いだそうだ。
狭い店なので、訪ねる際はなるべく電話で確認してからの方が無難だ。

→築地 ねこ屋