一見、よくある普通の居酒屋なのだが、お酒のチョイスが素晴らしいという店がたまにある。南浦和の「酒魂 蔵人」(08/7/21紹介)もそうだが、大宮駅周辺だと「わからず屋」がそんなタイプだ。

「わからず屋」は、大宮駅の西口に1店、東口に2店あり、それぞれ少しずつ雰囲気が違う。オープンな感じで入りやすい西口「うえすと店」、駅から近い割に路地裏で目立たない「本店」、知っている人以外はまず入ってこないような隠れ家「空 kuu」の3店だ。

ここでは本店を中心にご紹介する。
場所は、大宮駅東口「LOFT」手前の路地、「ウエストサイド・ストリート」を入った左側。
路地は車が入れない狭さの上、店の間口もさほど広くないので、気をつけていないと見過ごしてしまうかもしれない。

店内は、ごく普通の洋風居酒屋。カギ型のカウンターに8席、その周囲に4人用テーブルが5卓ほどある。窓際のテーブルだけやや広いため、席数は全部で40席ほど。照明はちょっと暗めで落ち着ける。チェーン店の居酒屋を少し狭くしたような感じだが、2人客がカウンターが中心に集まり、けっこう居心地が良さそうだ。

日本酒は、こだわりをもって選ばれている。
生もとのどぶ(820円)、睡龍・生もと純米(840円)、神亀(830円)、鷹勇・特別純米(720円)、獺祭・純米吟醸 50%(800円)、大那・純米吟醸 那須五百万石(810円)、鳳凰美田「剱」純米吟醸(820円)、鯉川・特別純米(720円)、賀儀屋・純米無濾過(800円)、黒龍・本醸造(720円)、文楽・純米(860円)の11種類。
ほとんどが純米酒で、唯一の本醸造が黒龍。これなら、かなりの日本酒好きでも文句は言わないだろう。逆に、飲み応えがある通好みの銘柄が揃っているので、日本酒初心者は本醸造や純米吟醸を選ぶようにした方がいいかもしれない。

焼酎も、それなりに揃えてある。小鹿(450円)、不二才・はい(700円)、白麹旭萬年(580円)、明るい農村(620円)、八幡(680円)、桜島・黒(450円)、佐藤・黒(780円)、薩摩茶屋(680円)…など。

焼酎好きなら、本店より「空 kuu」の方をお勧めする。こちらの焼酎の品揃えはかなりのもの。メニューにない逸品が隠れていたりするので、スタッフに聞いてみるといいだろう。
限定出荷の黒糖焼酎「南の島の貴婦人」(07/5/1紹介)は、この「空 kuu」で飲ませてもらったのだ。

料理は、佐渡の魚を中心に、バラエティ豊かに揃えられている。このあたりは、チェーン店らしい品揃え。価格は500円~700円くらいが多く、手頃に抑えられている。
コースも安く、3,500円(6品)、4,000円(8品)、5,000円(9品)が、すべて飲み放題付き。飲み放題を付けない場合は、2,500円から可能だ。

なお、大宮以外に藤沢と大船でも、姉妹店「くうかい」を展開している。

→ぐるなび/わからず屋 本店
http://r.gnavi.co.jp/g255600/