高田馬場は学生街なので、安い店は多いが、旨い酒を揃えた店はそう多くない。4丁目側なら、吟醸酒を世に広めた伝説の居酒屋・池袋味里の店長だった杉田衛保(すぎたもりやす)さんが営む「真菜板」があるが、駅からちょっと遠いし、やはり味の分かる人だけが訪れて欲しい。

もっと気軽に利用できる居酒屋だったら、早稲田側の駅からすぐの「酒洛 弐番所(しゃら・にばんしょ)がおすすめだ。

場所は、JR高田馬場駅を早稲田側に出て、高田馬場駅通りを右に進み、BIG BOXの左後方にあるKFC手前の路地を左折。左側3軒目の地下だ。
実は、駅の反対側の「さかえ通り」に「酒洛 本所」があったのだが、そちらは先月末で閉店。現在は「弐番所」だけになってしまった。

階段を降りて地下の入口を入ると、白木を多用した明るい店内に、カウンターと4人用テーブルが並んでいる。よくあるカジュアルな居酒屋といった感じで、宴会にも向いていそうだ。
更に地下2階もあって、総席数は108席とけっこう広いのが有り難い。(宴会は4人~62人まで)

店名は酒の都を意味しているということで、日本酒の種類は50銘柄近い。価格は「あたごのまつ」特選辛口本醸造の500円から、「八海山」純米吟醸の960円まで。升に入れたグラスに溢れさせて注いでくれるので、この値段は安い

特に「十四代」本丸は、千円以上の居酒屋も珍しくない昨今、630円というのはかなりのお得。それだけに注文が殺到するらしく、毎週月曜に入荷しながら水曜には売り切れということも。狙うなら週初めがいい。

ほかにも、「獺祭 50」純米吟醸が750円、「悦凱陣」手作り純米が780円、「飛露喜」特別純米が800円、「〆張鶴 純」が840円、「南部美人 心白」純米吟醸が880円…と、旨い銘柄をどれも手頃な価格で提供してくれている。
焼酎も約30種類ほどあり、こちらはグラス550円~680円だ。

は居酒屋らしいメニューが約100種類あるが、冷凍物は使っていないという。
牛すじ煮込み(460円)、ミスターコロッケ(525円)、 手作りベーコンの炙り焼(688円)、野菜炒めのてんこ盛り(735円)、旬の刺身盛り合わせ (1,680円)…など、価格はほとんどが400円~700円台だ。

この店では、「東海道五十三注ぎ」と「酔過(スイカ)カード」という、ユニークなスタンプラリーが名物。
「東海道五十三注ぎ」は、日本酒1杯ごとにスタンプが押され、30個たまると30銘柄の中から好きな日本酒1升をプレゼントしてくれる。
「酔過(スイカ)カード」だと、芋・米・麦の好きな焼酎ボトルを1本、または焼酎メニュー表面から好きな銘柄10杯無料券をプレゼント。

宴会も2,100円(8品)、3,150円(10品)と安い上、10名以上だと地酒1本をサービスしてもらえる。3日前までにオーダーすると、オリジナル・ラベルを作ってもらうことも可能だ。
飲み放題は1,050円、1,575円、2,100円の3プランあって、2,100円のプランだと日本酒30銘柄・焼酎20銘柄も飲み放題にしてくれる。

学生も、酒を飲むならこういう店でちゃんとした日本酒をぜひ覚えて欲しい!

→ぐるなび:酒洛 弐番所
http://r.gnavi.co.jp/g427400/