野崎酒店池袋の酒菜家」が10月7日、新橋に姉妹店「野崎酒店」をオープンした。(正確には「崎」の字の右上が「立」)
店のディスプレイも酒屋っぽい造りになっている。

場所は、新橋駅の烏森口から新橋西口通りのアーチをくぐって約80mほど進んだ右側。
店は1階と地下に分かれ、1階は9席ほどのカウンターと2~3人用のテーブルが3卓、地下は4人用テーブルが6卓ある。

この店は地酒専門と銘打っており、日本酒の品揃えはなんと160種類。
お酒は、0.7合(升)、1.4合(グラス+升)、2合(徳利)の3サイズから選べる。これは、「酒菜家」の方式を踏襲したものだが、あちらの1合がこの店では1.4合になっている。
料金は、0.7合を基準に1.4合が2倍、2合が3倍と分かりやすい。高額な希少酒の場合は、0.5合(グラス)が設定されているのも親切だ。
なお、この店ではお通し350円のほか、サービス料5%と外税が付く。(10円未満は切り捨て)

銘柄は、よくぞ集めたと感嘆を禁じえない驚異の美酒揃い。
手頃なものだと、白瀑・赤ラベル(310円)、本州一・気鋭の雫(360円)、出羽桜・軽ろ水(390円)、春霞・栗林(400円)、有加藤(420円)、野崎酒店(480円)、翠露・備前雄町(500円)…など。
高いものでは、栄光富士・古酒屋のひとりよがり(1,300円)、北雪・YK35(1,330円)、一の蔵・笙鼓(1,420円)、鳳凰美田・フェニックス(0.5合1,050円、0.7合1,500円)、銀河鉄道(0.5合2,000円)…等々。
「0.5合」とあるもの以外は、いずれも0.7合での価格だ。
全てお燗も可能だが、どれが合うかはスタッフに聞いた方がいい。

ほかにも、蓬莱泉・空、獺祭・二割三分、幻舞Mariスペシャル、稲生・鳩正宗、田酒・純米吟醸…など、これでもかという美酒のオンパレードに圧倒される。それも、よくあるプレミアム銘柄ではなく、無名でも質の高い銘柄を吟味したこだわりが素晴らしい。

野崎酒店「野崎酒店」というオリジナル酒は、「春霞」で知られる秋田の栗林酒造店で醸したもの。秋田の酒造好適米・美郷錦(山田錦×美山錦)で仕込んだ50%の純米吟醸だが、そこらの居酒屋のオリジナル酒とは雲泥の差。480円という価格に惑わされず、ぜひ試してみることをおすすめする。

料理も豊富なラインナップで、どんな需要にも応えられる体制。
お刺身は単品で680~780円くらい、三点盛で1,580円。天麩羅は単品550円~780円くらいで、大盛り合わせで1,580円。特大海鮮かき揚げ(880円)などは、凄いボリュームがある。
その他、串焼き(2本480~530円)、このわた等の珍味類(各480円)、焙りカラスミと大根漬け(600円)、鶏の白レバー刺(680円)、ネギトロの大根サラダ(780円)、牛舌味噌煮込み(880円)、更級ざるそば(580円)…など、多彩な料理がいただける。

居酒屋がひしめく新橋でも、日本酒の品揃えは間違いなく1番!…と確信したのだが、なんと隣のビルに11月5日、和酒BAR「庫裏」(07/6/25紹介)の新橋店がオープンした。
数でこそ「野崎酒店」に一歩譲るが、日本酒の質の高さでは決して負けていない。
揃えている銘柄は意外に重なっていないので、2店合わせて約200銘柄の美酒が堪能できることに…。
嬉しい悲鳴とは、まさにこのことだ~!

→食べログ:野崎酒店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13057347/