お燗
を付ける方法は色々あるが、ベスト
と言われているのが湯煎
。
徳利が肩くらいまで入る深さに水を入れた鍋を温め、80℃程になったら火を止めて、日本酒を入れた徳利を浸ける方法だ。常温の日本酒だったら、
1~2分(好みの温度による)で温まるだろう。
熱
をよく伝えるためにも、使用するのは薄手の徳利が望ましい。
徳利を浸して少し経ったら、お湯の中で徳利を何回かグルグル
と回すと、中の温度差
を少なくできる。
慣れるまで、できれば温度計を使うと理想的だ。温度計がない場合は、1分くらい温めたところで徳利を一旦出し
、両手で包んで
温度を見る。もう少し熱い方が好み
だと思ったら、再度お湯に
浸ければいい。
鍋を直接火に掛けると熱くしすぎる
おそれがあるし、湯煎の方がずっとまろやかで優しい味わい
のお燗ができるはずだ。
電子レンジで温めると温度ムラ
が激しいと言われるが、これもやり方次第。厚めの徳利なら、むしろこちらの方が向く
。
徳利の上半分をアルミホイルで覆えば、お酒が対流して
温度ムラをほとんどなくすことができる。
アルミホイルが電子レンジの内壁に触れると火花が出る
ことがあるので、ホイルの端は徳利に密着させるようにするのがポイント。
ただし、電子レンジの機種によっては、アルミホイルが使用できないもの
もある。(説明書
で確認しよう。)その場合は、徳利に割り箸を一本差して
おくと、マイクロ波が反射して
温度ムラを少なくできる。
なお、お酒は温めると膨張する
ので、徳利の口一杯まで入れないよう注意しよう
。徳利の首よりも下にしておけば大丈夫
。
燗酒を頻繁にしたい人は、「ミニかんすけ」(17,000円)といった家庭用卓上型お燗器を購入
してしまう手もある。銘酒居酒屋でもたまに見かける製品なので、手軽に優れモノの燗酒を楽しめる
。ふた付の錫チロリが使われているため、燗酒を楽しむには理想的
な酒器になる。
ちょっと高いが
、温度計付きのタイプならなお良い
。(21,000円)
どうしても自分で付けるのが面倒
なら、燗付けのうまい居酒屋
に行ってしおう!
自分の知っている燗付け名人は、錦糸町「井のなか」の工藤卓也さん、 阿佐ヶ谷「善知鳥」の今悟さん、築地「やまだや」の山田佳延さん…等々。もちろん、ほかにもいい店はたくさんあるはず
。
さあ、これでお燗についてはちょっとした通
になったはず。年末年始は、
ゆっくり燗酒を楽しもう!



徳利が肩くらいまで入る深さに水を入れた鍋を温め、80℃程になったら火を止めて、日本酒を入れた徳利を浸ける方法だ。常温の日本酒だったら、

熱

徳利を浸して少し経ったら、お湯の中で徳利を何回かグルグル


慣れるまで、できれば温度計を使うと理想的だ。温度計がない場合は、1分くらい温めたところで徳利を一旦出し




鍋を直接火に掛けると熱くしすぎる


電子レンジで温めると温度ムラ


徳利の上半分をアルミホイルで覆えば、お酒が対流して

アルミホイルが電子レンジの内壁に触れると火花が出る

ただし、電子レンジの機種によっては、アルミホイルが使用できないもの




なお、お酒は温めると膨張する



燗酒を頻繁にしたい人は、「ミニかんすけ」(17,000円)といった家庭用卓上型お燗器を購入



ちょっと高いが


どうしても自分で付けるのが面倒


自分の知っている燗付け名人は、錦糸町「井のなか」の工藤卓也さん、 阿佐ヶ谷「善知鳥」の今悟さん、築地「やまだや」の山田佳延さん…等々。もちろん、ほかにもいい店はたくさんあるはず

さあ、これでお燗についてはちょっとした通



こちらこそ、来年もよろしくお願いしま~す!