少々季節はずれかもしれないが、久しぶりにカレー屋を紹介しよう。銀座から京橋に入ってすぐの裏路地にある「京橋屋カレー」だ。

銀座通りを銀座から京橋方面に進み、高速道路の高架をくぐったらすぐ左に曲がって、高架沿いの路地を60mほど歩いた右側2階にある。
看板や外観はちょっとレトロな和風の雰囲気。階段を昇ると、扉の窓から店内が見える。

店内は狭く、入るとそのまま奥に進む。左側の背の高いカウンターに3席、右側には2人用テーブルが2卓ある。その奥の窓際に、4人用と2人用のテーブルが1卓ずつ。計13席がすべてだ。
BGMにはハワイアンなどが流れ、カフェのような雰囲気
店を切り盛りしているのは、若いご夫婦のようだ。

カレーは、辛口地鶏カレー(1,150円)、スパイスベジカレー(1,150円)、キーマカレー(1,300円)の3種類が基本。ほかに、この3種類から好きな2種類を相盛りにできるツインカレー(1,400円)がある。
見た目も特に変わっているところはないし、普通に食べていれば「けっこう美味いけど、ちょっと高いかな?」という程度で終わってしまうかもしれない。
だがここのカレーは、おそらくご主人が研究を重ねて到達した、理想のカレーなのだと思う。

材料には、有機野菜や無添加食材がふんだんに使われている。トマトも、大根も、油も、塩も、酢も、水に至るまで吟味された素材が使われているのだ。
3つのカレーのルーはもちろん全て別々に仕込まれており、それぞれの製法もかなり研究されている。

地鶏カレーも、スパイスベジカレーもけっこう辛い。小麦粉を使っていないため、いずれのカレーもとろみは余りない。
オススメは、宮崎産の豚挽肉をオリジナルスパイスでじっくり炒めたキーマカレーだ。水をほとんど使わず、完熟トマトジュースを煮詰めて作られており、辛さはこれが最もマイルド。

メニューには明記されていないようだが、裏ツインカレー(定番3種類の中の1つ+京橋大根カレー)1,500円や、スパイシーチキンカレー熟成2,600円(月15食限定)といった裏メニューもある。
京橋大根カレーは裏メニューでしか食べられないが、この店を代表する味と評する人も多い。
スパイシーチキンカレー熟成は、滅多にお目にかかれないため、常連も心待ちにしているとか…。

デザートとして、無添加アイスクリームもある。(1個250円、2個450円、3個600円)バリエーションは、オーストラリア産クリームチーズ、いちご(とちおとめ)、カシス、抹茶、アールグレイ・ロイヤルミルクティの5種類。辛さに痺れた舌を癒してくれそう。

11:30(土日休12:00)~15:00というランチに限定した営業時間で、完全禁煙というあたりも独特。
カレー好きなら、1度食べておいて損はない。

→京橋屋カレー
http://michi-on.com/kyobashiya/