今日は、ボジョレ・ヌーボーの解禁日。一時ほど騒がれなくなったが、今夜は多くの人がワインを飲みに行くに違いない。
ワイン好きにとって、美味しいワインが安く飲める店ほど嬉しい店はない。都内では家賃の高さもあってなかなか難しいが、郊外だとたまに掘り出し物の店がある。武蔵浦和にある「Bistro un」は、そんな嬉しい店のひとつだ。

場所は、JR武蔵野線の武蔵浦和駅の高架沿い。埼京線の武蔵浦和駅からだと、両線が交差しているあたりで武蔵野線の高架をくぐり、右に折れるとすぐ右側にある。

オープンしたのは、2004年12月7日。当初から安くて美味しいビストロとして人気があったが、2009年の4月1日に全面禁煙に踏み切ってから、一層評価が高まった。

ドアを開けると、フロアとの仕切りがあり、その向こうにテーブルが4卓、奥のカウンター(オープンキッチン)に6席。右手の奥が半個室の小上がりになっていて、そこにはなんと堀ごたつ式の座卓が1卓ある。
ビストロで小上がりというのも珍しいが、食事を気軽に楽しんで欲しいというこの店ならではだろう。子供連れのお客には有難いかもしれない。この店では、料理もお箸でいただくスタイルなのだ。

料理はフレンチをベースとしているものの、スパゲティや和牛のタタキなどもある。オーガニックな食材を心がけているそうで、ワインもフランス、イタリア、アルゼンチンなどのオーガニックワインが中心だ。

コース料理が、2,500円(オードブル数種、サラダ、魚料理、肉料理)、3,000円(上記+デザート)、3,500円(上記+温製オードブル)という手軽さ。アラカルトも550円~850円くらいがほとんどだ。
児玉ポークのリエット(550円)、ラタトュイユのグラタン(650円)、鮮魚の香草焼き(750円)、ペペロンチーノ(750円)、 鮮魚のカルパッチョ(800円)、和牛のタタキ(850円) 、各種デザート(500円~)…など。和牛サーロインは別格の3,000円(ハーフあり)。

ワインはグラス500円、ボトル2,000円からあるのだが、フロアの端にあるワイン保冷庫を覗くと、優良ワインやシャンパンに信じがたい安値が付けられている。
ラ・ジブリオット/ジュブレ・シャンベルタン2004年(5,300円)、ロベール・シリュグ/ヴォーヌロマネ プルミエ・クリュ レ・プティ・モン2001年(7,500円)。ランソン(5,500円)、ヴーヴ・クリコ(7,500円)。
ワイン好きなら、都内からでも通い詰めたいほどの破格値だ。

ワイン以外のお酒も柔軟性があり、生ビール(500円)、日本酒(550円~)、焼酎(550円~)、各種カクテル(500円~)、ソフトドリンク(300円~)…といったラインナップで、手頃な居酒屋といった値段。

このワインとこの料理で居酒屋価格というのは、ちょっと考えられない。若いご夫婦で営んでいるようなので、他店がおいそれと真似できるものではないだろう。
気軽にワインを楽しめる店として、ぜひ利用したいビストロだ。

→ぐるなび/Bistro un
http://r.gnavi.co.jp/a365100/