お酒が200円から、つまみが300円からと聞くと、どこの立ち飲みかと思われそうだが、これがなんとワインバーの価格だ。しかも場所は、有楽町の駅前!
タネを明かせば、その店とはワインの品揃えで定評のある酒販店、「ヴィノスやまざき」のテイスティングコーナーだ。

場所は、有楽町の銀座側駅前にある、「イトシア」地下1階フードアベニュー。1~8階が有楽町マルイになっていて、地下のイトシアフードアベニューには、「東京カレー屋名店会」など27のショップが入っている。その奥の地下鉄通路口の手前にあるのが、「ヴィノスやまざき」有楽町店だ。

一見、普通のワインショップのようにしか見えないが、奥にテイスティングコーナーがある。言わば西洋版・角打ちなのだが、決してバカにできない。ご覧のように、ちょっとしたワインバーに引けを取らないスペースを備えている。レンガの壁とアーチ状の天井が、ワインカーヴを思わせる造りだ。
フロア中央にテーブルが3卓、左の壁際に小さなテーブルが2卓、突き当たりのカウンターにも4席ほどがある。右側のメイン・カウンターでも、立ち飲みが可能だ。テーブルの下の木箱は、荷物入れに使う。

ワインは安めのものから少し高めのものまで、毎週10種類以上の銘柄が用意され、すべてグラス(600円~)でもボトル(2,300円前後~)でも注文できる。少しだけ味見してみたいという人のために、30mlのテイスティング・サイズ(200円~)も用意されているのが嬉しい。これなら、普段はなかなか飲めない価格のワインでも味わえそうだ。
ワインの銘柄は毎週日曜に入れ替えられ、ホームページの「バーカウンターメニュー」(PDF)で確認できる。

飲んだワインをショップで購入する場合は、10%引きといった特典がある。逆に、ショップで買ったワインをこちらに持ち込んで飲むこともでき、その場合は持ち込みチャージとして1人500円が掛かる。これは、販売店という特徴を活かした大変お得なシステムだろう。

食事は、テイスティングコーナーという性格上、ほとんど軽食に限られている。メインは各種の「ピンチョス」(軽いおつまみを串で刺して食べるスペインの地方料理)で、この店では串がなくパンの上に乗せて提供される。

スモークサーモン(ノルウェー産)とカンパーニュ(田舎風パテ)が300円で、オイルサーディンが450円。ほかはすべて350円で、ブッタネスカ(ドライトマト・ケッパー・アンチョビ)、カプレーゼ(モッツァレラチーズ・トマト)、生ハム&チーズ(サンダニエレ産)、奈良漬とチーズ、タコのトマト煮、イカスミ煮、はちみつとブルーチーズ、ポークリエット、レバーペースト…等のピンチョスがある。

ピンチョス以外には、ナッツ&ドライフルーツ(500円)、冷やしトマト(600円)、季節野菜のピクルス(600円)、厳選オリーヴ盛り合わせ(600円)、モッツェレラヴルスト(モッツェレラのソーセージ/800円)、ブッフブルギニオン(牛肉の赤ワイン煮/900円)、有楽町店名物・チーズフォンデュ(900円)、ハム・サラミの盛合せ(900円)、チーズの盛り合せ(3種/600円、6種/1,200円)があるが、全体的に量は軽め。
特に人気が高いのはチーズフォンデュで、それ以外もつまみとして満足できる味だ

手軽にワインを楽しむのに打ってつけなのはもちろん、お気に入りのワインを見つけたい時にも使える店だ。有楽町駅前という立地は、途中下車にも便利。
ショップではワインだけでなく、日本酒やチーズ、ワイングッズなどもいろいろ販売している。

→ヴィノスやまざき有楽町店
http://www.v-yamazaki.co.jp/yurakucho/yurakucho.html