千の酒と、千の店

利き酒師、ワインエキスパート、フードアナリスト等、様々な資格を持つ酒好き会社員が、全て自腹で訪れた東京~埼玉の
数千軒の中から、美味しいお酒の店を選んでご紹介。約380店を最寄駅で検索できる「記事の索引」や、お酒コラムもあり!

2010年01月

意外な場所に、意外な美味しさ。池袋「如月桃花」 (10/1/29)

飲み会を開くとしたら、集まりやすいターミナル駅の近くがいい。値段も大事だが、やはりお酒や料理が、なるべく美味しい店にしたい。加えて、大型チェーン店などではなく、ほどよい小ささで穴場っぽい店が好みだとしたら…、池袋の「如月桃花(きさらぎとうか)」あたりはどうだろう?

居酒屋「如月桃花」は、池袋の東口側と西口側の両方にあり、西口店(東武側)の方が駅から近い。先週訪れたのは東口店(西武側)の方だ。

場所は、サンシャインシティに向かう60階通りを直進し、「東急ハンズ池袋店」の手前の角を右折すると、次の左角にあるビルの2階だ。駅からはちょっとあるが、この穴場っぽい立地はけっこう店のキャラクターに合っている。

店は、ロッジを思わせるような木造りで、照明は割と暗め。窓がほとんど塞がれているせいもあるだろう。

入って左手にカウンターがあり、フロアにテーブル席が6卓ほど。突き当たりはロフトになっていて、そこにも15名まで座れる。ここがよく宴会用に使われているスペースだ。

日本酒は1合が標準だが、0.5合(400円~)でも注文できる。
銘柄を挙げると、久保田・千寿(680円)、八海山(680円)、 陸奥八仙・中汲み無濾過(700円)、奈良萬・純米おりがらみ(780円)、鳥海山・純米吟醸(780円)、黒龍・純米吟醸(780円)、久保田・紅寿(840円)、田酒・山廃特別純米(850円)、鶴齢・特別純米(880円)、鳳凰美田・純米吟醸斗瓶取り(980円)、山形正宗・純米吟醸(950円)、而今(じこん)・純米吟醸雄町生原酒(1,000円)、手取川・限定大吟醸(1,000円)…等々。
お燗用のお酒では、越乃景虎(600円)と太平山(500円)がある。

洋風居酒屋でこれだけいい銘柄が揃っているのは、ちょっと意外な気もする。さすが地酒天国・池袋の面目躍如といったところか。
半分ほどは日替わり銘柄なので、上記の銘柄が常に揃っているわけではないのだが、何が入荷しているか楽しみにできる品揃えだ。

焼酎もかなりの数を揃えており、料理もけっこう美味しい。これらのメニューはホームページに詳しく掲載されているので、そちらを参照してほしい。

あまり広い店ではないので、週末などは予約した方が間違いないだろう。
ロフトは天井が低そうだが、子供の頃に遊んだ秘密基地っぽい面白さを感じさせる。出入りは梯子を使うので、トイレへの往復はちょっと注意が必要かもしれない。(トイレは男女兼用)料理やお酒は、この梯子から差し出される。

昔の話になるが、この店はかつて「February 10th」というダーツバーで、その当時に自分は何回も訪れたことがある。酔った勢いで、友人とボトルを賭けてダーツをしたものだ。腕に覚えのある友人が、ボトルを賭けた時に限って負けてしまうのがおかしかった。

だいぶ前に、経営者がここを「如月桃花」に業態変更し、「February 10th」は隣に移転したのだ。店は現在も隣で営業している。
店名がいずれも安易なネーミングという気がしないでもないが、その経営者の誕生日2月10日というオチなのだ…。

→如月桃花
http://www.nomi-kui.com/

野菜のおでんと美味しい地酒、王子「あがれや」 (10/1/24)

最近は、おでん屋にもしゃれた店が増えてきた。そして、美味しい地酒を揃えた店も。王子にある「あがれや」は、女性に人気のあるおでん屋だ。

場所は、王子駅前にあるレジャー施設「サンスクエア」の裏。JR王子駅の中央改札から右に出て、サンスクエアの裏手に回り込むように柳小路の入口を右折すると、左側3軒目の2階にある。

店名が大書きされた木戸から狭い階段を上がると、左手が入口。大きな窓から向かいの駐車場のライトが見える。BGMはジャズ
木を多用した温かみのある店内は、牛丼屋にあるようなコの字型のカウンターに15席がある。左奥には、3席程度の狭いテーブルもあるようだ。大人数だと断られてしまうので、なるべく少人数で訪れたい。
入口の左側の壁にハンガーが下げられており、上着はここに掛ける。荷物は、カウンターの下のフックに。

店主の伊達健司さんは、銀座の名店で修業し、酒匠(テイスティングを重視した「利き酒師」の上位資格)と名誉利き酒師の資格も持つ日本酒の達人。店には25種類ほどの厳選された日本酒が揃えられており、好みを伝えれば適した銘柄を選んでくれる。スタッフの女性もなかなか詳しい。

おすすめ銘柄は嘉美心で、4種類が揃う。特別純米原酒(780円/これのみ150ml、ほかは1合)、純米吟醸「大島伝」(750円)、特別純米「渚のうた」(650円)、本醸造「秘宝」(600円)の4つだ。
ほかに定番銘柄として、金陵・本醸造(580円)、萬歳楽「穂のかほんのり」(580円)、繁桝(600円)、天の戸「美稲(うましね)80」(650円)、花垣(650円)、武勇(650円)、旭日(650円)、常きげん(700円)、常山(700円)、宗玄(700円)、手取川・大吟醸(750円)、神亀(780円)、阿部勘・吟醸(780円)、石鎚・純米吟醸(780円)がある。

「穂のかほんのり」は、萬歳楽から直接仕入れているそうで、一般には販売されていない。本物志向のしっかりした日本酒が多いが、ワインのような低アルコールの甘口日本酒も2種類あったので、日本酒の苦手な女性でも大丈夫。
臨時入荷の銘柄は黒板に書かれており、先週あったのは仙禽・にごり(550円)、初孫・純米(650)、千代寿・純米吟醸原酒(780)、陸奥八仙・純米吟醸生原酒(800)の4つ。
焼酎は、月心、晴耕雨読、珊瑚の3つが書かれていて、すべて600円だった。生ビール(450円)、ワイン(グラス400円)、ウィスキーなどもある。

おでんは、150円が12種類、200円が12種類、250円が5種類、トマトのみ350円。
大根やはんぺんといった定番タネ以外に、ブロッコリー、エリンギ、かぼちゃ、アスパラガス、水菜…など、野菜が多いのが特徴だ。あかじめ下茹でした野菜を、湯通しして皿に盛る。トマトは丸ごと1個が出て来るので、実を軽くつぶしながら食べるといい。味付けは素材の味を生かすため、カツオの一番出汁に白醤油などを少量加えた、かなり薄味の関西風。野菜が中心ということもあって、ポトフのようだ。

おでんのほかに、少しだが一品料理やうどんもある。おろしもち(350円)、砂肝の辛子しょう油(450円)、ジャコ豆腐 梅肉ソース(500円)、鶏肉とじゃがいものピリ辛煮込み(550円)…など。

客層は男女半々くらいだが、おでん屋としては女性が目立つ。自分が訪ねた時は、たまたま男性客が皆いなくなって、女性ばかりになってしまった。薄味で野菜中心というヘルシーさが女性向きのためだろう。

駅から近いこともあって、気軽に1杯やるのにちょうどいい。野菜メインのおでんは、暖かい季節でも美味しそうだ。

→Yahoo!グルメ:あがれや
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000995315/

元気があり余る居酒屋!新宿「絶好調 てっぺん」 (10/1/20)

やたら元気のいい居酒屋というのがたまにある。その代表的存在が、渋谷や自由が丘で話題を集めた居酒屋チェーン「てっぺん」だろう。特に、誰でも参加できる公開朝礼が名物だ。社長の大嶋啓介さんは「第3回外食アワード2006」に選出された業界の有名人。

「てっぺん」には、“独立道場”というキャッチフレーズが付いており、社員の独立を奨励している。事実、これまでに9人が独立を果たしていて、その中で最も多い4店舗を運営しているのが、創業時からのメンバーだった吉田将紀さんだ。

吉田さんが最初にオープンしたのが、新宿の「絶好調 てっぺん」。開店は2007年11月11日だった。
場所は、新宿区役所の向かいで、「印刷彩館」が1階にあるビルの9階。裏のエレベーターを使うため、新宿ゴールデン街入口アーチのすぐ左側から入る。

ビルに袖看板こそ出ているものの、1階には看板も何もないため、フリーで入って来るお客はまずいないだろう。この店のテンションの高さを知っている人でなければ面食らってしまうため、わざと目立たないように営業しているのかもしれない。

店に入ると、すぐさまスタッフ全員が声を揃えてお出迎え。
席は細長いカウンターに15席、その向かいに4人用テーブルが2卓、手前に個室風のやや大きなテーブルが1卓。奥には掘りごたつ式の座敷に4人用の座卓が4卓ある。

ここは炉端焼きが売りの居酒屋なので、スタッフの服装もハッピのような和装だ。この季節はお通しが湯豆腐というのがユニーク。

日本酒は、グラス(0.5合)と徳利(1合)の2サイズがあり、定番銘柄では、おすすめの「不動」の軽快辛口と本醸造・超辛口のほか、飛露喜、而今、五人娘、九頭龍があり、いずれもグラス450円、徳利780円とお手頃だ。
臨時入荷の銘柄では、信濃鶴のオリジナルラベル)、遊穂、鶴齢、陸奥八仙があり、こちらはグラス600円、徳利900円。ほかにもお燗がおすすめの銘柄として、八兵衛酉与右衛門(よえもん)があった。

高橋さんというスタッフが、利き酒師と焼酎アドバイザーの資格を持っているということだが、あまり過大な期待はしない方がいい。確かにすべて美味しい銘柄だが、特別種類が多いわけではないし(焼酎は24種類)、希少なお酒がある訳でもない。(高橋さんは店にいなかったし…。)
ただ、並の居酒屋に比べれば、明らかに美味しい酒が飲める。

炉端焼きは、その日の魚や野菜を籠に入れて持って来てくれる。そこから食べたい食材を選ぶわけだ。どれも期待通りのおいしさだが、鮭ハラスの西京焼(580円)や絶好調つくね(780円)あたりに人気があるようだ。
刺身やサラダ、だし豆腐といった通常のつまみ類も、もちろんある。

本家ほどではないものの、かなりテンションが高くて、誕生祝いなどあろうものなら大騒ぎになってしまうほど。内気の人や、これをうっとうしく感じる人には合わないだろうが、好みに合うとこれが病み付きになってしまうらしい。「公開朝礼」に何度も参加しているお客さんもいるそうだ。
元気になりたい時や、飲み会を盛り上げたい時にはピッタリだと思う。

下北沢にも支店があるほか、代々木には「炙縁(あぶりえん)」、池袋にも「魚串炙縁」という姉妹店がある。

→絶好調 てっぺん
http://www.z-no1.jp/

定食屋風の銘酒居酒屋、神田「きゃら」 (10/1/10)

年配のご夫婦が切り盛りする何の変哲もない居酒屋に、なぜか美味しい地酒が揃っている。そんな店が下町にはたまにある。
神田の「きゃら」は、そんな店のひとつ。近所のサラリーマン達が会社帰りに立ち寄り、料理と酒を軽く楽しんで帰っていく。日本酒にさほど興味のない人なら、壁に貼られた20種ほどの地酒銘柄に気付かないまま帰ってしまうかもしれない。

店の場所は、神田駅西口を出て神田駅西口商店街のアーケードを入り、「サンクス」の前を通って150mほど歩いた右側2階。「ルノアール」神田西口店の斜向かいあたりに、写真の入口がある。

階段を昇って扉を開けると、右手がフロアになっている。左側のカウンターに6席、右側に4人テーブルが2卓。その奥の窓際に、4人用テーブルが更に4卓ある。

店内は、街の定食屋にも似た気取らない雰囲気。カウンターの上や壁には、メニューの短冊が下がっており、BGMにフォークやJポップが流れている。独身男性が夕食がてら軽く飲みに来るという感じだ。

窓際の壁には、地酒の銘柄が半紙に筆書きされて何枚も貼られている。価格は1杯400円~650円。グラスに山盛り注がれる量は110ml強だが、500円以内のものが13銘柄もあるのは嬉しい。1杯注ぐたびに、一升瓶の空気を抜いて冷蔵庫に戻すので、品質的にも信頼できる。

銘柄は、400円が東北泉(とうほくいずみ)特別本醸造と、豊香(ほうか)中汲み純米おりがらみ。
450円は、黒龍(こくりゅう)本醸造「垂れ口」、春鹿(はるしか)超辛純米、六十餘州(ろくじゅうよしゅう)純米、正雪(しょうせつ)純米しぼりたての4つ。
500円は、すべて純米か純米吟醸酒で、天明(てんめい)来福(らいふく)純米吟醸、鼎(かなえ)純米吟醸生、而今(じこん)九号酵母無濾過生、豊盃(ほうはい)純米しぼりたて生、鏡山(かがみやま)純米しぼりたて、雑賀(さいか)純米吟醸おりがらみの7つだ。
550円は、十四代(じゅうよんだい)本丸、本州一(ほんしゅういち)しぼりたて純米吟醸、鳳凰美田(ほうおうびでん)純米吟醸しぼりたて。
600円で開運(かいうん)ひやづめ純米、650円で八海山(はっかいさん)しぼりたて原酒というラインナップだ。

人気の高い十四代が550円で飲めるのは良心的だ。いずれも1合(180ml)で頼むこともでき、その場合は表示金額の1.5倍ほどになる。価格的にはこちらの方が割安だ。
「鼎」は、自分と相性の良くないことが多い美山錦で醸されたお酒だが、超軟水である黒耀の湧水が使われており、なめらかで美味しいことに驚いた
種類こそ多い方ではないが、このセレクトなら「銘酒居酒屋」を名乗ってもいいだろう。

一方、焼酎はあまり短冊に掲げられていない。一粒の麦(500円)、七田(750円)等のほか、十四代・鬼兜(1,200円)もあったので、手を抜いているわけではなさそうだ。
常連客らしい隣の男性は、芋焼酎かいこうずをお湯割りで飲んでいた。

料理はよくある居酒屋料理で特に目立つ点はないが、鯨たれ(820円)や、馬刺(850円)といった通好みのメニューも揃えられている。冷奴の豆腐をクリームチーズに代えたチーズ奴(530円)や、きつねねぎ(480円)といったおつまみが、意外な人気メニューらしい。

そのほか、小さな冷奴(180円)、コロッケ(250円)、焼鳥(2本300円)、たこやき(3個300円)、お新香(400円)、ざるラーメン(450円)、とろろ豆腐焼き(500円)、かつお酒盗(500円)、五目さつま揚げ(530円)、おにぎり(1個190円)、まぐろぶつ(600円)、串焼盛(6本600円)…など、けっこう多彩だ。
まぐろが筋っぽいこともなく、1皿の量もちょうどいいくらいなので及第点だと思う。

注意したいのは、閉店時間が早めなことだ。ラストオーダーが21時半で、22時には閉店になる。定食屋に近いイメージを感じるのは、こんなところにもあるのかもしれない。

→Yahoo!グルメ/銘酒居酒屋 きゃら
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000567774/0002429288/

飲んべえのテーマパーク!?新宿「稲穂」ほか (10/1/6)

フロアごとに異なる飲食店が入居している「飲食店ビル」は、繁華街でよく見かける。昔は、そうしたビルを1階から順に全て攻めてみるというバカな真似をしたものだ。ブルース・リーの映画になぞらえて、これを“死亡遊戯”などと称していた。(“死亡”するのは財布と肝臓だけど…。

新宿西口に、地下1階から3階まで異なる飲み屋が入っている小さなビル「第1宝徳ビル」がある。フロアごとの4つの店は、どの店もそれぞれキャラクターがあって面白い。今回は、2階にある居酒屋「稲穂」を中心に、4店まとめて駆け足でご紹介しよう。

場所は、新宿西口の小田急ハルクの裏手。「ぼるが」の4軒先と言えば、年配の飲んべえなら分かる人も多いだろう。駅前からだと、小田急ハルク(ビックカメラ)とユニクロの交差点を左に入って、100m程歩いた左側だ。

1階は、「まる徳」という立ち飲み屋になっている。立ち飲みとは言え、地酒が18種類。値段は300~450円だ。ビールはアサヒスーパードライのスタイニーボトル(350円)。つまみは15種ほどあり、もちろん格安だ。ただし、1皿の量は少なめ。上階の店を訪れる際の待ち合わせに最適だし、駅から近い点も便利だ。

さて、その左側の通路から2階に上がると、郷土料理と地酒のお店「稲穂」がある。年季の入った小料理屋風の居酒屋で、年配のご夫婦で切り盛りされている。広さは、カウンターに8席ほどと、4人用のテーブルが2卓。

こちらは、38種類の地酒が470~680円で飲める。定番銘柄が多いが、美味しい日本酒を安く飲めるのは嬉しい。銘柄は、470円で本醸造の男山、一の蔵、津軽じょっぱり、鬼ころし。500円で立山・本醸造、梅錦・吟醸、北の誉・純米吟醸。530円は八海山・本醸造。550円が天狗舞の本醸造と、あとはすべて純米で吉田蔵、大七・きもと、奥播磨、鷹勇・きもと、庭の鶯、正雪・吟醸、扶桑鶴。580円が墨廼江と、刈穂・きもと。600円が、菊姫、黒牛・原酒、黒龍・吟醸。
630円が、巻機・純米吟醸、神亀。650円が、出羽桜・吟醸、酔鯨・純米吟醸、明鏡止水・純米吟醸、美丈夫・純米吟醸。680円が、日本響・純米吟醸、〆張鶴・純、輝ら星の如く・純米吟醸、初亀・吟醸…といった品揃えだ。

つまみは、刺身、焼鳥、おでん、鍋、珍味…などバラエティ豊か。串みそカツ(520円)、栃尾揚焼(580円)、自家製さつま揚(630円)、なめろう(630円)、さんが焼(630円)、キムチ焼きソバ(630円)、ゴーヤーチャンプルー(630円)…など、郷土料理といっても特定の地方ではなく、全国各地の郷土料理をご主人がアレンジして提供しているところがユニークだ。その日の入荷状況による日替わりメニューも多数(黒板に書かれている)。手頃な価格の割に、どれもけっこうイケルのだ。

一方、地下にあるのは焼酎や「(かめ)」。狭い店内ながら、270種類もの焼酎を揃えているらしい。テーブルもあるが、やはりカウンターがメインの店だ。カウンターの上には、焼酎の入った甕がいくつか並べられている。料理は居酒屋の定番メニューが多いものの、どれも悪くない。ただ、日本酒はほとんど置いていないので、こちらは焼酎好きな人限定になりそうだ。

3階は、「BAR ARGYLL( アーガイル)」。カウンター6席、4人テーブル2卓、2人テーブル1卓と、ここも小さいながら、オーセンティックな良質のBARだ。
モルトウィスキー、スピリッツ、シェリー、ワイン…と、お酒の品揃えも厳選されており、スタッフも洋酒全般に詳しい。神楽坂の「風雅」にもあったガージェリービールがここでも飲める。
料理も、モルトウィスキーに合うイギリスっぽいメニューがちらほら。ハギスなどというスコットランドの伝統料理(羊の内臓をその胃袋に詰めて茹でたもの)は、あまり出会えるものではない。

ARGYLLではシガーも嗜めるのだが、これは賛否両論ありそうだ。4店はどれも狭い店なので、愛煙家と嫌煙家が隣り合わせてしまうと、少々キツイ面がある。それさえ除けば、どれもそれぞれに魅力ある店なので、好みの合いそうなフロアからぜひ攻めてみてほしい!

→グルメGyaO/郷土料理 稲穂
http://ggyao.usen.com/0002131464/

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